東京オリンピックの注目競技「バスケットボール」の見どころは?

日本人にとってバスケットボールはメダルの獲得など夢のまた夢と思われてきた競技です。身体的な条件からアメリカをはじめ世界の強豪に歯が立たず、アジアのなかでも決して突出した存在ではありませんでした。オリンピックやワールドカップに出場することすら難しく、ワールドカップ予選を突破したのは1998年にさかのぼります。

しかし、日本ではプロリーグが開幕したことにより競技レベルは向上し、世界に近づいてきた実感も生まれています。世界最高のプロリーグであるNBAに挑戦する選手も現れました。田臥勇太は日本人NBA選手としてプロ契約し、多くのバスケットボールプレイヤーの夢を叶えます。渡邊雄太は大学からアメリカを選択し、2018年にNBAデビューを果たします。そして2019年に日本人選手が初めてドラフトで上位指名されるという快挙が起こります。

ベナン人の父と日本人の母をルーツに持つ八村塁は、2019年のドラフトでワシントン・ウィザーズから1巡目指名を受けます。これは全体で9位の指名となり、いかに活躍が期待されているか分かるでしょう。ポジションはパワーフォワードとスモールフォワードで、203cmの身長を生かしたダイナミックなプレーが持ち味です。日本代表は渡邊雄太と八村塁という二人のNBA選手を抱えることから、歴代最強と見ていいでしょう。この二人の他にも日本のプロリーグで活躍する注目選手はたくさんいます。

富樫勇樹は身長が167cmと小柄な選手ですが、アジアでもトップクラスのスピードとテクニックを備えています。馬場雄大は日本人選手のなかでも特にパワーを備えた選手です。海外の長身プレイヤーに恐れることなくぶつかっていけます。ときおり見せるダンクシュートも彼の持ち味です。ディフェンス能力に秀でている注目選手としては田中大貴が挙がります。攻守のバランスを保つバランサーで、フットワークに優れている選手でもあり、その機敏さからボール奪取能力が非常に高い選手です。帰化したプレイヤーとしてニック・ファジーカスは日本のバスケットボールを助けてくれる救世主になるかもしれません。210cmの長身を生かしたスコアラーとしての活躍が期待されています。

バスケットボールの開催地は青海アーバンスポーツパークとさいたまスーパーアリーナです。どちらも大きな盛り上がりが期待できる開催地となり、ここで八村塁選手や渡邊雄太選手の活躍に期待しましょう。