東京オリンピックの注目競技「体操」の見どころは?

日本人選手としてもっとも金メダルが期待されている開催種目は女子ソフトボールや野球、柔道などいろいろありますが、一番は男子体操競技になるのではないでしょうか。それほど体操競技の前評判は高いです。体操は有明体操競技場で開催される予定ですが、様々な開催種目のなかでもチケットの人気が高く、この目で金メダルの瞬間を見たいと考える日本人は多いようです。

注目選手は、まず何と言っても日本体操の大エースである内村航平です。北京オリンピック、ロンドン、そしてリオと3大会に出場し、3つの金メダルと4つの銀メダルを獲得しました。世界選手権では前人未到の個人総合6連覇を果たし絶対王者と讃えられています。そんな内村航平も2020年には31歳を迎えます。そろそろ体力の衰えが見られるかもしれません。2018年のドーハで行われた世界選手権は予選欠場で出場が果たせませんでした。復活が不安視されていますが、自国開催となる東京オリンピックは相当な意気込みがあるようです。2019年10月には体操世界選手権が予定されており、これは五輪への前哨戦となるため内村航平の復活に期待しましょう。

次期エースとして有力視されているのが白井健三です。リオ五輪では内村選手と共に団体金メダルを獲得しました。床競技が得意で、自分の名前を冠した技も持っています。東京オリンピックでは金メダルを狙うのはもちろんのこと、複数競技でのメダル獲得が期待されている注目選手です。

加藤凌平も団体の金メダルに貢献した選手です。実はリオ五輪では影のMVPと言われました。加藤凌平のすごさは安定感と集中力です。難しいとされる団体の1番手に起用され、予選では6種目中5種目でノーミスという抜群の安定感を示します。決勝でも5種目を担当し団体金メダルをアシストしました。

現在、大学に在学中の若手にも注目選手がいます。谷川翔は19歳という若さで日本選手権を制した期待のホープです。ちなみに19歳は史上最年少記録でした。しかも内村や白井を抑えての優勝ですから、今後の成長によっては金メダルを狙える位置につけるかもしれません。選手の特徴としてはすべての競技で高いレベルを示すオールラウンダーです。内村選手もまたオールラウンダーだったので、内村二世と言えるかもしれません。

このように男子体操は非常に層が厚く、団体ではメダルが確実視され、個人競技は金メダルの獲得も期待されています。日本でもっとも注目されている競技です。