東京オリンピックの注目競技「野球・ソフトボール」の見どころは?

野球のバットと野球選手

今回、野球やソフトボール競技は他のオリンピックではなかなかない注目度が集まっています。まず第一に開催地が東京ということでメダルが期待されています。特に野球は金メダルの第一候補です。また、野球やソフトボールは五輪の正式種目ではありません。開催されるのも2008年の北京オリンピック以来です。これから正式種目になるためには、ここで大きな盛り上がりを見せる必要があるので、野球やソフトボール関係者は非常に気合が入っています。

野球の日本人代表候補はまだ決まっていません。それでもプロ野球や大リーグで活躍する選手の代表入りが期待されています。注目選手は二刀流で有名な大谷翔平選手でしょう。投手と打者の二刀流で、現在もっとも知名度の高い日本人選手と言えます。WBCでは怪我のため欠場しましたが、代表入りはあるでしょう。

五輪代表は若手の積極起用も見てみたいものです。例えば、甲子園で活躍した星陵高校の奥川投手や160kmを超える剛速球が武器の佐々木投手は目玉になりえます。打者としては読売巨人軍の坂本勇人選手やヤクルトスワローズの山田哲人選手は注目です。坂本選手はショート、山田選手はセカンドなので強打の二遊間コンビと言われるでしょう。

女子ソフトボール競技はどうでしょうか。北京オリンピックでは金メダルを獲得し、上野投手や斎藤監督など覚えている人も多いと思います。あれから10年が経過し金メダルメンバーたちの多くは去りました。それでも4年ごとに行われる世界選手権では連続で決勝進出を果たしており、2018年の千葉で行われた世界選手権は銀メダルとなりました。未だに強豪国のひとつでありメダルは確実視されています。

現在、指揮をとっているのは宇津木麗華監督です。レジェンドである宇津木妙子監督を慕って中国から帰化した歴史をもち、女子ソフトボールを知り尽くしている監督です。注目選手には北京オリンピックでエースだった上野投手がいます。現在35歳となりましたが、経験を生かしたピッチングで試合を作れる選手です。高校生選手も4名ほどが代表入りすると見られており、若手とベテランが融合したバランスのよい布陣と言えます。代表の記者会見では宇津木監督が金メダル獲得を宣言し大きな話題を呼びました。

ちなみに野球とソフトボールの開催地となっているのは横浜スタジアムと福島あづま球場です。福島の球場で行われるのは復興を世界にアピールすることができるため象徴的な意味があります。ここでメダルを獲得して福島の人を勇気づけることも期待されています。